会誌 『民具研究』 バックナンバー目次
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■会誌 『民具研究』 130号 (2004.10) |
●特集 第28回大会公開講演・公開シンポジウム |
公開講演「サケ・マスをめぐる民俗」 |
野本 寛一 |
1 |
公開シンポジウム「サケを巡る民俗誌」趣旨説明 |
9 |
鮭文化圏諸要素の洗い出し |
赤羽 正春 |
10 |
鮭漁の川かけと供養碑 |
鎌田 幸男 |
17 |
青森県のサケ漁 |
昆 政明 |
23 |
鮭漁をめぐる伝説と歴史伝承 |
川島 秀一 |
29 |
●論文・調査報告 |
民具の改良・再使用 -個へのまなざし- |
石垣 悟 |
35 |
原町市の紀年銘千歯抜き -消費地から見た民具の生産と流通- |
二本松文雄 |
44 |
奉納農具からみた民俗技術の伝播 |
佐々木長生 |
51 |
カンジキからみる東日本・東北 |
野堀 正雄 |
56 |
青森県下北地方の曲物細工 |
成田 敏 |
60 |
橇からみた北海道と東北
-南(東北)北(ロシア)両文化の接触地域としての北海道- |
関 秀志 |
64 |
背負子・運搬具・運搬方法にみる北海道・東北
-魚運搬具(もっこ)とアイヌ民族の背負紐(タラ)を中心に- |
氏家 等 |
70 |
●書評 |
池田哲夫『近代の漁撈技術と民俗』 |
田邊 悟 |
73 |
●展示批評 |
大磯町郷土資料館「布と着物 -縫う・繕う・着る・装う・楽しむ-」 |
大野 一郎 |
75 |
●学会記事 |
79 |
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■会誌 『民具研究』 129号 (2004.3) |
●論文・調査報告 |
物質資料からみた北海道の近世以前の生活文化
-臼・杵、運搬具、カンジキを中心に- |
氏家 等 |
1 |
【生存のミニマム】 |
山のキャパシティー(山菜の最大生産量)1 |
赤羽 正春 |
17 |
技術の伝承 記録と保存 -水上輪(樋)の製作記録から- |
柳平 則子 |
29 |
津軽海峡沿岸の木造磯船 ムダマハギ型漁船の造船過程の記録 |
西村 美香 |
39 |
高尾山魔除天狗の製作について -石川家にみる農家の副業- |
美甘由紀子 |
57 |
●ひろば |
描かれた「浜下駄」 -二つの絵画資料から- |
渡辺三四一 |
69 |
節削り(ふしけずり)用刃物の柄 |
味岡 亨 |
72 |
作り手からみた民具研究 -オウヒ製作の経験から- |
里森 滋 |
74 |
●書評 |
今井敬潤『ものと人間の文化史115 渋柿』 |
井之本 泰 |
77 |
| ●展示批評 |
【展示紹介】 |
東北歴史博物館「鮭-秋味を待つ人々」 |
小谷 竜介 |
79 |
【展示批評】 |
東北歴史博物館「鮭-秋味を待つ人々」 |
池田 哲夫 |
83 |
●学会記事 |
84 |
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■会誌 『民具研究』 128号 (2003.9) |
●特集 第27回大会公開シンポジウム
民具研究の歴史と方法 -渋沢敬三の視点- |
民具研究の歴史と方法 -渋沢敬三の視点- |
小川 直之 |
1 |
渋澤敬三とアチック・ミューゼアムの民具研究 -「筌」のテーマを中心に - |
神野 善二 |
11 |
「絵引はつくれぬものか」 -歴史への視点- |
河野 通明 |
23 |
常民・水産史・社会経済史・民具 |
中村たかを |
30 |
屋根裏に「博物館」をつくる
-アチック・ミューゼアム創立前後の博物館をめぐる状況について - |
岩野 邦康 |
36 |
●論文・調査報告 |
「まち」の裁縫所 -その特色と役割-
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島立 理子 |
45 |
駕籠に用いられる外装技術の基礎的研究 -女乗物を中心に- |
日高 真吾 |
63 |
●ひろば |
第93回研究会報告-第98回研究会報告
今村 賢司・沖野 新一・川越 仁恵・藤塚 悦司・脇田 雅彦
武藤 真・葉山 澄子・工藤 員功・杉浦 昭典・佐々木長生
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75 |
文化財教育交流促進施設(宮本常一資料室)の建設について |
山口県大島郡東和町教育委員会 |
86 |
民具名称における差別用語の撤廃について |
野堀 正雄 |
88 |
●展示批評 |
新潟県立歴史博物館企画展「絵馬 -生業絵馬尽(なりわいえまづくし)」 |
畠山 豊 |
89 |
●書評 |
川島秀一著『ものと人間の文化史109 漁撈伝承』 |
池田 哲夫 |
92 |
天野正子・桜井厚著『「モノと女」の戦後史 身体性・家庭性・社会性を軸に』 |
榎 美香 |
93 |
井上章一著『パンツが見える。』 |
斎藤 卓志 |
97 |
佐伯安一著『富山民俗の位相
-民家・料理・獅子舞・民具・年中行事・五箇山・その他-』
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小島 孝夫 |
99 |
●学会記事 |
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101 |
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■会誌 『民具研究』 127号 (2003.3) |
●論文・調査報告 |
販売するモノから見る現代の年中行事考 | 外立ますみ | 1 |
乗物と駕篭に関する一考察 -守貞漫稿の事例を中心に- |
日高 真吾 | 19 |
女性の日記を保存・活用するための一方法
-「女性の日記から学ぶ会」の活動を通して- | 島 利栄子 | 35 |
絣しぼりの道具「ハコワク」について | 大藪 裕子 | 51 |
●ひろば |
暮らしの中のはたおりを再現する -むいむいはたおり教室の活動から- | 田口 和子 | 59 |
実践で得られる民具の情報 -所沢絣復元作業の絣織りを例に- | 宮本八恵子 | 63 |
民具研究文献のデータベース化について | 朝岡 康二 | 67 |
●書評 |
田辺悟著『ものと人間の文化史106 網(あみ)』 | 山口 徹 | 69 |
印南敏秀著『東和町誌 資料編四 石風呂民俗誌もう一つの入浴文化の系譜』 | 湯川 洋司 | 71 |
●展示批評 |
横浜市歴史博物館・神奈川大学日本常民文化研究所 特別展
「くらしを集める くらしを探る 屋根裏の博物館Attic Museum
-実業家渋沢敬三が育てた民の学問-」 | 岩野 邦康 | 75 |
さいたま市立博物館特別展「縞布を愉しむ」 | 三浦久美子 | 78 |
●博物館紹介 |
「ちょっと昔」と博物館 | 加藤 隆志 | 80 |
●学会記事 | 84 |
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■会誌 『民具研究』 126号 (2002.12) |
●特集 第26回大会公開フォーラム |
民具の国際比較研究-アジア地域と日本との比較- |
漢代の図像資料の応用と民具学の可能性 | 渡部 武 | 1 |
社会変容の中の伝統染織
-インドネシア、バリ島における絣織、紋織の生産と消費をめぐって- |
中谷 文美 | 15 |
ネパールの鍛冶屋調査から日本の刃物をみ | 香月 節子 | 25 |
アムール川下流域における和製漆器の調査 | 北野 信彦 | 35 |
●論文・調査報告 |
埼玉県西秩父地域における副業的竹籠職人の技術体系と意匠 | 坪郷 英彦 | 49 |
●ひろば |
[第91回研究会報告] |
重要有形民俗文化財「渡辺学園裁縫雛形コレクション」について |
佐々木きみ枝 | 65 |
●展示批評 |
町田市立博物館企画展「養蚕機織図」 | 加藤 隆志 | 67 |
●学会記事 | 72 |
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■会誌 『民具研究』 125号 (2002.2) |
●論文・調査報告 |
民俗知識による民具分類へのアプローチ -房総半島南部の鍬を例として- | 榎 美夏 | 1 |
日蓮宗の護符 -山梨県南部の調査から- | 越川 次郎 | 27 |
史蹟と奇蹟のフォークロア -大正十五年太子霊出現騒動記- |
大門 哲 | 39 |
安房地方の木工農具製作について -木工農具職人の知識と技術- |
古宮 利篤 | 69 |
東村山の千歯扱き | 大藪 裕子 | 83 |
●ひろば |
[第88回研究会報告] |
宮城県大和町の升沢調査をめぐって | 中富 洋 | 95 |
宮城県の木地産業と漆塗 | 笠原 信男 | 98 |
[第89回研究会報告] |
民家再生への取り組み | 大沢 匠 | 101 |
「石油時代」の道具たち | 浜中 進 | 102 |
企画展見学「呪いと占い」 | 高橋 典子 | 104 |
[第90回研究会報告] |
南都の鬼と松明 | 福持 昌之 | 106 |
現代的信仰の諸相 -金刀比羅宮の船写真奉納について- | 前野 雅彦 | 108 |
淡島信仰と近代の裁縫所 -東金市・九十九里町の淡島神社奉納絵馬より- | 菅原 千華 | 109 |
厄除けの変容 -京都・祇園祭山鉾巡行行事を事例として- | 佐野 恵子 | 111 |
●書評 |
佐々木長生著『農具が語る 稲とくらし』 | 小坂 広志 | 115 |
●展示批評 |
国立民族学博物館企画展「大正昭和くらしの博物誌」 | 加藤 幸治 | 119 |
川崎市市民ミュージアム企画展「呪いと占い」 | 梅野 光興 | 122 |
●博物館紹介 |
富士見市立難波田城公園 | 駒木 敦子 | 127 |
浦安市郷土博物館 | 尾上 一明 | 131 |
●学会記事 | 134 |
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■会誌 『民具研究』 124号 (2001.7) |
●小特集:第25回大会「祭りと民具」 |
祭りと民具-有形文化と無形文化を考える- | 岩崎 武彦 | 1 |
毀棄される祇園祭のハナガサとハナ -奪い取られるハナの行事 |
長谷川嘉和 | 3 |
人形浄瑠璃のかしらについて -長野県飯田市、今田人形を例に |
林 美奈子 | 13 |
修正鬼会の採りものと用具 | 菅野 剛宏 | 19 |
香川県の湯立神楽-神職の代替わりと籠かぶり- | 田井 静明 | 25 |
●論文・調査報告 |
樹脂含浸による民俗資料の保存処理方法の可能性 | 日高 真吾 | 35 |
琵琶湖の丸子船と信長の「大船」との接点 | 河野 通明 | 43 |
関東型唐箕の形態分析 | 内藤 大海 | 57 |
もう一つの継櫓-江南水郷の櫂と櫓- | 織野 英史 | 79 |
●ひろば |
「琉球びんがた」を事例とした技術伝承に関する一考察 | 村松 彰子 | 95 |
幻の花ござ錦莞筵 | 木下 浩 | 98 |
迷子しるべ石再考-新出・新報告例の検討- |
(第85回研究会報告) | 斉藤 純 | 100 |
『日本人の暮らし-20世紀生活博物館-』合評会 |
(第86回研究会報告) | 編者 小林 忠雄 評者 大島 暁雄 同 三浦久美子 | 103 |
民具研究文献のデータベース化について | 朝岡 康二 | 106 |
●書評 |
大舘勝治著『民俗からの発想』 | 柳 正博 | 108 |
神野善治著『木霊論』 | 藤塚 悦司 | 110 |
| ●展示批評 |
奈良県立民俗博物館特別展示「奈良晒」 | 酒野 晶子 | 115 |
松戸市立博物館企画展「戦後松戸の生活革新」 | 福岡 直子 | 118 |
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●博物館紹介 |
新潟県立歴史博物館 | 野堀 正雄 | 122 |
なにわの海の時空間 | 河野 通明 | 124 |
●学会記事 | 126 |
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■会誌 『民具研究』 123号 (2001.1) |
●論文・調査報告 |
愛媛県佐田岬半島の裂織 | 今村 賢司 | 1 |
共有膳椀の「成立」をめぐって | 神 かおり | 13 |
瀬戸内の入浜塩田における塩田技術の伝播に関する考察(1)
塩田語彙を中心に |
歳森 茂 | 25 |
太田川船の捩れについて | 幸田 光温 | 43 |
●ひろば |
民具実測図の目的と方法 | 大脇 直泰 大脇 直人 | 50 |
実測図の描き方 -私なりの「これまで」と「これから」 |
宮本八恵子 | 59 |
唐箕の全国調査をあきらめるの弁 | 河野 通明 | 64 |
博物館紹介 東北歴史博物館 -東北の民衆・常民文化をどう描いていくのか |
佐藤 雅也 | 69 |
博物館紹介 香川県歴史博物館 -「開館」まで、そして現在- |
田井 静明 | 72 |
江の川流域の漁撈用具(第83回研究会報告) | 葉杖 哲也 | 76 |
在来産業と民俗技術(第84回研究会報告) | 服部 武 | 79 |
●書評 |
用田政晴『信長 船づくりの誤算-湖上交通史の再検討-』 | 河野 通明 | 82 |
小泉和子編『桶と樽 脇役の日本史』 | 石村 真一 | 85 |
●展示批評 |
相模原市立博物館「描かれた農耕の世界」 | 藤井 裕之 | 89 |
吹田市立博物館 |
「農耕の風景-摂津の四季耕作図-」 | 加藤 隆志 | 92 |
大田区立郷土博物館「空の玄関・羽田空港70年」 | 横山 恵美 | 95 |
茨城県立歴史館 「ねがい・うらない・おなじない-欲望の造形-」 |
高橋 典子 | 101 |
遠野市立博物館「オシラ神の発見」 | 担当者:前川さおり 評者:畠山 豊 | 106 |
●学会記事 |
木下 忠氏の逝去を悼む | 田邉 悟 | 112 |
学会記事 |
| 113 |
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■会誌 『民具研究』 122号 (2000.8) |
いまなぜ「宮本常一」か-南方熊楠・渋沢栄一・渋沢敬三- | 岩井宏實 |
1 |
●小特集1:第24回大会シンポジウム「宮本常一の可能性をさぐる-フィールドワーク、実践の軌跡を通して-」 |
宮本常一の民具研究-産業育成から文化育成へ- |
小島孝夫 |
5 |
宮本常一の残像と民具学 |
毛利甚八 |
7 |
フィールドワークにおける今日的課題 |
谷沢明 |
11 |
最後の世間師-宮本常一論(1)- |
佐野賢治 |
17 |
小特集2:第24回大会課題研究発表「民具の近現代」 |
「民具の近現代」を考える |
武士田忠 |
23 |
ストーブの生産と普及-近現代暖房具研究へむけて- |
宇田哲雄 |
25 |
煉瓦製の養蚕用火炉について |
金野啓史 |
28 |
農具から農耕具へ-ある水稲単作地帯を例として- |
小林稔 |
31 |
民具と近現代 |
佐藤雅也 |
35 |
戦後生活資料へのアプローチ |
青木俊也 |
38 |
機械の近現代-パソコン・ケータイ時代の民具- |
斎藤卓志 |
40 |
●論文・調査報告 |
竹棚と枝折器-果実剪定技術の起源をめぐって- |
高橋榮治 |
43 |
●ひろば |
企画展示と博物館の活動-琵琶湖博物館企画展『湖の船』の場合- |
用田政晴 |
61 |
民具の映像記録を撮りまくろう |
諸岡青人 |
65 |
農耕図について(第80回研究報告) |
加藤隆志TD>
| 67 |
乙訓地方の筍掘り具(第81回大会報告) |
吉田晶子 |
69 |
福島県内の火伏せ(第82回大会報告) |
榎陽介 |
71 |
●書評 |
篠原徹編『現代民俗学の視点 第1巻 民俗の技術』 |
出口晶子 |
73 |
尹紹亭『雲南農耕文化の起源-少数民族農耕具の研究- |
渡部武 |
76 |
佐藤常雄他『日本農書全集 第72巻 絵農書2』 |
岩崎竹彦 |
79 |
●展示批評 |
福島県立博物館企画展「生の中の死」 |
西海賢二 |
83 |
●学会記事 |
89 |
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■会誌 『民具研究』 121号 (2000.2) |
学会誕生「四半世紀」にむけて |
田邉悟 |
1 |
●論文・調査報告 |
東北地方の間引き絵-「家族葛藤図」を中心に- |
松崎憲三 |
3 |
菅江真澄の描いた民具-異文化体験での発見と、比較する眼の獲得- |
磯沼重治 |
15 |
田島の染屋 |
澤田けい子 |
29 |
岐阜県神岡町跡津川のトチ食 |
高橋正剛 |
39 |
生存のミニマム(2)-計量民俗論の試み- |
赤羽正春 |
51 |
●ひろば |
螺旋に編む麦わら細工 |
藤塚悦司 |
61 |
物流博物館 |
玉井幹司 |
64 |
長崎出島商館長の日本民具コレクション-ライデン国立民族博物館の調査から-(第77回研究会報告)- |
近藤雅樹 |
67 |
錦絵にみる職人の技術と道具(第78回研究会報告) |
-橋勇一 |
69 |
田下駄の変遷とその地域性(第79回大会報告)-袴狭遺跡出土資料を中心として- |
藤田淳 |
71 |
●書評 |
名久井文明『樹皮の文化史』 |
須藤護 |
73 |
織野英史『背負梯子の研究』 |
神野善治 |
76 |
●展示批評 |
遠野市立博物館「藁のちから-生藁の中で生きている-」 |
中田功一 |
80 |
栃木県立博物館「麻-大いなる繊維-」 |
柳正博 |
84 |
むかし下津井回船問屋 |
湯浅照弘 |
88 |
●学会記事 |
91 |
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